病理解剖バイオバンクについて

ヒトの病気は複雑で、未解決の問題が数多く残されています。これらを解明し、医学・医療を発展させていくためには医学研究は欠かせません。医学研究は、はじめは実験動物を用いて行われますが、最終的には人のからだの組織(人体の一部を構成するもので、細胞の集まり)を用いた検討がどうしても必要となります。しかし日本には、医学研究のために人の組織を提供する機関が少なく、組織試料は不足していて、外国からの試料などに頼っているのが現状です。

そこで、東京都健康長寿医療センターでは、病理解剖の際に採取された組織試料の一部を保管し、それを医学研究者へ提供する病理解剖バイオバンク事業を発足しました。これにより研究が進展すれば、新しい診断・治療法の開発による医学・医療の向上が期待されます。

病理解剖バイオバンクの概要